仕事のモチベーションが上がらない理由と対策


年が明けて、はや1ヶ月、皆さん、今年の目標は立てましたか ?


それとも、まだ正月ボケが抜けず、社会復帰のためのリハビリ中ですか ? 幾ら何でも、もう正月ボケなどは、ありませんよね・・・


しかし、中々モチベーションが上がらない時ってありますよね !? 特に、長い休みの後は、仕事に向かう姿勢を維持するのは難しいものがあると思います。


私も、特に、結構張り切って資料を作ったり、プレゼンテーションを行ったりした案件を失注した時などは、モチベーションが下がります。


あとは・・・私の場合、休日も仕事をしているケースが多いので、オンとオフの切り替えが出来ず、なんとなくダラダラと仕事をしている時などは、モチベーションは下がり気味です。

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そこで、今回は、モチベーションが上がらない理由を分析してみると共に、何らかの解決策を紹介したいと思います。


まあ、「モチベーション = 動機付け」と日本語では翻訳されますので、今回のブログは、「仕事をするための動機/理由」を探す事になってしまいます。


「仕事をする理由」を探求し始めると、「人間は何のために仕事をするのか ?」等、最後は「哲学」の領域になってしまいますので、何も、そこまでは追い求めようとは思いません。


あくまでも一般論を紹介する事で、それら項目の内、自分に当てはまる事柄を参考にして貰えればと思っています。


「モチベーションが上がらない原因は、これだ !」、だから、「その対応方法は、これだ !」と言うような決定打を打つつもりは全くありません。


また、「好きな事を仕事にしよう !」等と言う、「キラキラ・ワード」を取り上げるつもりもありません。


「キラキラ・ワード」に関しては、過去ブログでも取り上げて、こんな軽薄な言葉に踊らされないよう注意を促しましたので、本ブログでは割愛します。

★過去ブログ:キャッチ・コピーに潜む罠 〜 キラキラ・ワードに気を付けろ!



原因には、こんな例があります・・・そして、そんな問題を解決するためには、こんな方法もあります、と言うような感じで進めてみたいと思います。

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まずは、「モチベーションが上がらない理由」として、次のような事を取り上げます。

●仕事に魅力を感じない
●将来の姿が想像できない/先が不安
●給料が仕事に見合っていない
●体調不良
●作業のマンネリ化
●仕事に自信が無い
●人間関係に問題がある



う〜ん、どれも見ただけでモチベーションが下がりそうな項目ばかりです。何か、このブログを書くだけで、仕事がしたくなくなりそうですが・・・


そこは、ホラ、気持ちを切り替えて続きを書こうと思います。


アメリカの心理学者「アブハム・マズロー(1908〜1970)」は、人間には、5段階の欲求が、ピラミッド構造の様に存在し、下層の要求が満たされると、より高層の欲求を求めるようになると言う「欲求5段階説」を提唱しました。


この説によると、人間の欲求には、次の5種類があるとされています。


・生理的欲求 :生きるための基本的欲求。食欲、睡眠欲、性欲、等
・安全欲求 :危機を回避して安全な暮らしを行いたいと言う欲求。住居、健康、等
・社会的欲求 :社会に受け入れられたいと言う欲求。仲間、所属、愛、等
・尊厳欲求 :他者から尊敬されたり認められたりしたいと言う欲求。地位、名声、利権、等
自己実現欲求 :創造的活動がしたいと言う欲求。


仕事に対するモチベーションが上がらない原因には、これら5種類の欲求の内、どれかが満たされていないのが原因かもしれません。


例えば、「仕事に魅力を感じない」場合は、他者から認められていないと感じているのが原因からしれませんし、仕事に創造性を感じていない事が原因かもしれません。


また、給与が見合っていないと考えている場合、さらなる地位や名声、あるいは利権を欲している事に原因があるのかもしれません。


何れにしろ、仕事、および職場に対して求めている事が、貴方の理想と異なっている事が原因だと思いますので、その解決策の一つを紹介したいと思います。


それでは今回も宜しくお願いします。

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■仕事に魅力を感じない

【 仕事に魅力を感じない理由 】


「魅力」とは、簡単に言えば「やりがい」ですよね !?


仕事に「やりがい」が感じられなければ、確かにモチベーションは上がらないと思います。


では「やりがい」とは何でしょうか ? 辞書で調べると、「充足感」、「張り合い」等と言う言葉が出てきます。


そうなると「仕事のやりがい」とは、「仕事を行った事で得られる満足感」とでもなるのでしょうか ?


それでは、その「満足感」とは、何ですか ? お金、名声、他人からの認められる事、他人に喜んでもらえる事・・・その理由は、人それぞれだと思いますが、中には、全部必要と言う人も居るでしょう。


貴方が仕事に期待する対価が「お金」や「名声」の場合は、後述する項目をご覧になって下さい。


しかし、何れにしても、仕事を行った結果、自分が得られるものが足りない、不足している事が、「やりがいを感じ無い」事になっているのだと思います。

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【 解決策 】


さて、「仕事にやりがいを感じない」と言うのは、上記の通り、仕事に対して、貴方が求める何かが不足している事が原因です。


このため、まずは、不足している(お金以外の)何かを突き止める必要があります。


・責任感ですか ?
・人の役に立っていないのですか ?
・達成感ですか ?
・他人からの賞賛ですか ?


「仕事のやりがい」は、個人によって異なります。まずは、貴方が、仕事に対して求めている事を明らかにして下さい。


「何か、やる気がしないんだよな〜」では、解決出来ません。


仕事に求める「何か」が明らかになれば、後は、どうすれば、その求めている「何か」を獲得する事が出来るかを検討すれば良いだけだと思います。


ひょっとしたら、「ヤル気」が出ないのは、仕事そのものではなく、それ以外に原因があるのかもしれません。


一度、仕事に対して、自分が求めている物を確認して見たほうが良いかもしれません。


また、「仕事に求める何か」に、新鮮味を感じなくなっている事が原因の可能性もあります。


例えば、「人に感謝される仕事がしたい !」と言う思いで入社した人が、いつも感謝されっぱなしで、「感謝されるのが当たり前」と思うようになったら・・・もうお終いです。


これは、看護師の方達に良くある症状のようですが、もう一度、初心に帰れるなら、考え方を変える必要があると思います。


さらに、「責任感がある仕事がしたい !」と言う人も、日々、責任だらけだと、その重圧に潰されてしまう可能性もあります。


仕事に求める物は、同じ人でも、当然、その時により異なります。


仕事に魅力・やりがいを感じなくなったら、一度立ち止まり、自分の考えを整理してみた方が良いと思います。


それでも解らない場合、同僚に「何が楽しいの ?」と聞いてみるもの一つの手段だと思います。


いきなり上司に「仕事にやりがいが感じません。」と相談するのも・・・それも、まあ良いかもしれませんが、その前に、聞きやすい同僚に聞いて見たほうが良いかもしれません。


とにかく、自分自身、あるいは他人の手を借りて、仕事に対する考えを整理した方が良いと思います。

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■将来の姿が想像できない/先が不安

【将来に不安を感じる理由 】


入社時の不安を乗り越え、仕事にも慣れて来た4〜5年目、がむしゃらに仕事をこなして「あ〜疲れたな〜」と思った瞬間、ふと、「この先、どうなるんだろう・・・」と思った事はありませんか ?


私が社会人となり、初めて経験したシステム開発


最初は意味不明だったプログラミング言語にも慣れ、大きなプロジェクトも任される様になり、部下も数人持ち、毎月、土日も無く、100時間位上も残業していた頃、IT業界には、「プログラマー40歳定年説」と言う噂がありました。


毎月、長時間の残業を、この先10年以上も続けたら、確かに、40歳まで身体が持たないだろうな〜と思った覚えがあります。


この「プログラマーn歳定年説」は、今でも語り継がれているようですが・・・まあ、これは個人の資質によると思います。


私は、今では、もう、本当の意味でのプログラミングは行っていませんが、もしも、(昔、私が使っていた)アセンブラ言語でプログラムを作成しなければならない会社に在籍していたならば、恐らくは、今でも、プログラマーとしてシステム開発を行っていたと思います。


要は、集中力と体力を維持する事が出来れば、何歳になってもプログラミングは可能だと思います。


この事は、IT業界だけの話ではないと思います。IT業界も、プログラマーに限って言えば、製造業と同じです。


製造業界には、ご高齢の方は沢山います。その方達は、集中力と体力を維持して仕事をされていますが、プログラミングも、全く同じだと思います。

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仕事に慣れてきて、ある程度、自分の裁量で業務が行えるようになってくると、それと同時に、大量の作業が舞い込んで来るようになります。


一人で仕事が行え、かつ結果もそこそこ大丈夫、と言う事が周りに知られると、「アイツに頼めば何とかなる」と思われるようになるので、様々な作業を依頼されるようになります。


そうなると、自身の本業とは別に、様々な雑用と、それに伴う様々な会議への招集/参加となるので、当然、残業も増えてきます。


一つ片付くと、また別の作業が舞い込んで来るようになり、その生活が、ずっ〜と続く事になります。そして、一息ついた時に思うのが、「はあ、この先、どうなるんだろう・・・」となります。


つまり、次のような「悪循環」が原因です。


●優秀な人は、仕事の処理スピードが早く、結果も正確である
●仕事を素早く、かつ正確にこなせる人には仕事が集中する
●様々な仕事が集中するので忙しくなる
●さらに、仕事が集まってくると、それに関係する余計な会議も増える
●会議が増えると仕事をする時間が減る
●その結果、残業時間も増えて来る → はあ、この先、どうなるんだろう・・・


何か、「仕事が出来る」のが悪いような感じもしますが、世の中、そんな物です。

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【 解決策 】


私の場合、自分が優秀だったと自慢する訳ではありませんが、サポート部に配属されていた時、前にも記載していますが、「トラブル対応」、つまり「プログラムのバグ修正」を行っており、私が配属される前に溜まっていた、数百件のバグを、全て解決しました。


当然、「バグを0件」にするために、毎月100時間以上の残業をしなければなりませんでした。


そして、システムのバグを、どんどん解決して行くにつれ、お客様で何か問題が起きれば、対応会議にも参加しなければなりませんし、最終的には、お客様にも報告に行かなければなりません。


自分の作業時間が、他の作業でどんどん削られ、結局は、残業する事で、自分の作業をこなすようになってしまいます。


それでも、何とか自分の作業を終わらせ続けていると、当然、上司や経営層にも、認められるようになりますが、それで、直ぐに役職が上がる訳でもなく、給料も上がる訳でもありません。


こんな状態が続くと、「他の人や会社を助けても、何のメリットも無い。もう、やってられるか !!」となってしまいます。


しかし、実は、上司も経営層も、その人の仕事の優秀さは認めています。この状態が、5年も10年も続くのであれば、それは、本当に将来が不安になると思いますが、2〜3年なら、ここが辛抱のしどころです。


つまり、「仕事が集中する = 周りが優秀だと認めている」事の現れです。


この時点で、「腐って」しまい、文句ばかり言うようになり、仕事を自分の勝手で選ぶようになると、その人の将来は、閉ざされてしまいます。


これは、私の例ですが、私も文句ばかり言うようになり、だんだんと皆に煙たがれるようになってしまいました。


このような時には、文句は言っても良いと思いますが、それと同時に、解決策を出す必要があります。


文句だけなら、子供にも言えます。大人であれば、文句だけでなく、解決策も一緒に言うべきです。それが、大人の証拠です。

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優秀な人間に仕事が集中するのは世の常です。まずは、この点を知るだけ/理解するだけでも、気分は楽になるのではありませんか ?


しかし、優越感を感じるだけでは、何も解決出来ません。貴方に仕事が集中しているなら、それを解決する方法を考える必要があります。


・本当に、人材リソースが足りないのか ?
・人にばかり作業を依頼して遊んでいる社員は居ないのか ?
・仕事の仕組み/フローが変なのではないか ?
・仕事を補佐してくれる人が居れば、残業は減るのか ?


この様な事を考え、上司に解決方法を提案するのが「業務改革」です。


さらに、その業務改革を行う上での、貴方のポジションも提案すれば、今の役職よりもステップアップ出来る可能性があります。


貴方が、仕事をこなし、さらに業務改革まで提案できる人材なら、恐らく、経営層も黙っていないでしょう。もっと、会社の利益に繋がる業務を行わせようと考えるはずです。


今は将来に不安を感じているかもしれませんが、自分から働きかける事で、今の状況を改善し、さらにステップアップ出来る可能性があることを認識して下さい。


私の様に、「文句だけ大将」にならないように気を付けて下さい。

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■給料が仕事に見合っていない

【給料が仕事に見合っていないと感じる理由 】


仕事を、きっちり終わらせて居る人に取って、お給料の額は、モチベーションのバロメーターの一つになっているかもしれません。


私も、過去には、「給料の額」で、自分が正しく評価されているか否かを判断した時期がありますが、次のような人が、「給与の額」を大いに気にする傾向があると思います。


・人や仕事、会社への接し方がドライ
・仕事は、キッチリ終わらせる
・誰にも頼らない


このような人は、何に対しても、自分なりの評価基準を持っていて、その評価にかなわない対象に対しては、冷淡な態度を取る傾向があると思います。


まあ、確かに、自分が設けた、あるレベル以下のイベントや人との関わりを遮断する事で、限られている自分の時間を有効に使おうとする気持ちはよく解ります。


しかし、そこで問題となるのは、「その基準が正しいのか ?」と言う事です。


上記にも「自分が正しく評価されているか否かを判断し」、とありますが、何を基準に正しく評価されているか否かを判断しているのでしょうか ?


その基準は客観的ですか ?
多くの人からも支持される基準ですか ?
会社の基準と一致していますか ?


貴方は仕事をきっちり終わらせていますが、それは、上司から言われた事だけ、与えられた仕事だけを行っているに過ぎないのではありませんか ?


まあ、言われた仕事/与えられた仕事でも、きちんと、決められた期間内に終わらせる事は難しいと思います。世の中、それさえ出来ない人間が多いのは事実だと思います。


しかし、言われた仕事/与えられた仕事を終わらせるだけでは、現在の役職の範囲内の仕事を、こなしているだけに過ぎません。


つまり、例えば、貴方が、現在、主任/係長と言う役職だったとします。


言われた仕事/与えられた仕事と言うのは、「主任/係長」と言う役職の範囲内の仕事を行っているに過ぎないと言うことです。決して、課長になるための仕事は行っていない、と言う事になります。


「主任/係長」と言う役職に就くまで、少しずつ給与は上昇して行きます。さらに「主任/係長」になった後も、ある程度、給与は上昇します。


しかし、それは、あくまでも「主任/係長」と言う役職の最高額までです。「主任/係長」の最高額まで到達してしまうと、後は、もう給与は上がりません。


この状態で、「貴方の基準」にあった仕事を、いくら数をこなしても、もう給与は上がりません。


貴方の給与は、「仕事の量」ではなく、「仕事の質」に見合っていますか ?

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【 解決策 】


ここまでの説明で、もうお解りだと思いますが、「給与 = 仕事の量」ではありません。「給与 = 仕事の質」です。


ある程度の役職までは「給与アップ = 仕事の量」ですが、それを過ぎると「給与アップ = 仕事の質」に変わります。


以前、今から20年位前であれば「年功序列」と言う、日本古来の会社統治法が有効に機能していましたが、今では、「経験年数」は、余り評価されなくなってしまっています。


つまり、今では、同じ仕事を、何年も、大量に行っても昇給しません。それでは、どうすれば良いのでしょうか ?


まずは、「自分の基準」を変える必要があります。「平社員」の時の基準と、「係長クラス」の基準は違います。「係長クラス」には、(これは企業により異なりますが)仕事の量を、正しくこなせば昇進できます。


しかし、これが「課長クラス」となると別物です。まず、何が違うのかと言うと、一般的に見ると、次の点が異なります。


・複数の業務に精通する必要がある
・部下を育成する必要がある
・自分の所属する「部」を意識する必要がある
・「部」の業績をアップさせ、「部」を黒字化する必要がある
・業務遂行のために他の「課」と作業を調整する必要がある


もう、これだけでもかなりの違いです。「係長クラス」は、単独業務が守備範囲ですが、「課長クラス」になると、複数業務の面倒を見て、さらに「部」の業務が守備範囲になります。


こうなると「自分の基準」等と言う「壁」を設けている人間は、会社にとっては「厄介者」でしかありません。


業務に関わってくる人間の数が大幅に増えます。その中には、恐らくは、「自分の基準」に合致しない人が沢山います。


「自分の基準」に合わないからと言って、その人を拒絶する事が出来ません。その人と会議を行わなければなりませんし、何らかの交渉もしなければなりません。

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まあ、これは「課長クラス」に昇進してからの話ですので、まずは、「課長/部長クラス」に昇進しなければ話になりません。


それでは、どうするのか ?


「言われた仕事/与えられた仕事」を、きちんと、期間内に終わらせるのは必須事項ですが、それ「プラスα」の仕事を行う必要があります。


では「プラスα」の仕事とは何か ? これは、その会社によって異なります。


・業務改革なのか ?
・人の育成なのか ?
・他部門との協業/調整なのか ?
・他部門と協業し、かつリーダーシップを取る事なのか ?


これは、上司との各種面談で聞いて見た方が良いと思いますし、会社によってはスキルアップのためのロードマップ(スキルマップ)が用意されていると思います。


今後は、「自分勝手な基準」ではなく、会社のロードマップを基準に仕事の仕方や人との関わり方を考えた方が良いと思います。

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■体調不良

【体調不良の理由 】


これは・・・確かに、身体に何らかの不調があれば、仕事なんか、やってられませんよね。


もう(言葉が悪いですが)「理由」も「クソ」もありません。体調不良なら、モチベーションが下がるのは当たり前です。


ここで理由を書く必要も無いと思います。

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【 解決策 】


体調不調が病気のせいなら、まずは病気を治す事に専念すべきです。


病気にも関わらず、無理に出社して、仕事をミスすれば、他の人にも迷惑を掛けますし、病気がインフルエンザ等、他人に感染する病気の場合、出社するなど、もってのほかです。


「会社を休んで同僚に迷惑を掛けなくない」等を考えるかもしれませんが、(気を悪くしないで下さい)貴方が出社する方が迷惑です。まずは、治療に専念して下さい。


しかし、中には、次のような、最低の人間も居ます。


・二日酔いでの体調不良
・睡眠不足での体調不良
・エセうつ病(「自称うつ病患者」)


上の2つは、生活習慣による体調不良ですから、生活の仕方を変えれば、体調不良は、直ぐに治るでしょうが、一番厄介なのは「エセうつ病」です。


過去に、弊社にも「エセうつ病」の社員がいましたが、もう、とんでもありませんでした。


・嫌な事はやらないで好きな事はやる(好きな時間に起きて好きな事だけして1日を過ごす)
・仕事は嫌だが、友達とは遊びには行く
・「私はうつだから」と自分で言う
・何か言われると「周りの人が理解してくれないから症状が悪化するんだ!」と、人のせいにする
・「抗うつ剤」を飲みながらアルコールは平気で飲む(抗うつ剤とアルコールの併用は絶対NG)


会社に「自称うつ病患者」が居ると、もうメチャクチャになりますが、何より、お客様に迷惑を掛けます。


また、「自称うつ病患者」の尻拭いは同僚が行わなければならないので、周囲も迷惑を被ります。


「自称うつ病患者」が発生した場合、早めに休職にして、現場の混乱を収拾した方が良いと思います。


その後は、様子を見ながら、症状が回復しない場合、現場復帰は無理という事で、会社を辞めて頂くしか対応策は無いと思います。

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■作業のマンネリ化

【作業のマンネリ化する理由 】


モチベーションが下がる理由として「作業マンネリ化」は良く取り上げられます。


私の場合、アルバイトを含め、これまで経験して来た仕事で、作業がマンネリ化した覚えがあるのは、下記のような「単純作業」です。


・商品(アイスクリーム)の袋詰め
・宅配便の荷物の仕分け
・広告のポスティング


社会人になってからは、前述の通り、ほぼ5〜6年で、違う職種に転籍しましたし、IT技術者と言う仕事柄のせいもあると思いますが、仕事がマンネリ化する事はありませんでした。


一種類の開発言語によるプログラミングでも、案件毎に仕様が異なるので、同じ作業の繰り返しは、ほぼ皆無です。


また、納期が厳密に決められており、場合によっては、マイルストーンも決まっているので、作業をダラダラ行う事もなく、と言うか作業をダラダラ行う余裕などありません。


このため、IT技術者の世界では「作業のマンネリ化」等、発生する余地など無いと思います。


但し、同じIT業界でも、保守作業や営業職の場合、余り作業に変化が無いので、仕事に「飽きが来る」可能性は高いと思います。

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それでは、どのような仕事でマンネリ化を感じるのかと言えば、やはり前述のように、単純作業の場合は、遅かれ早かれ、必ず「飽きが来る」と思います。


その他にも、次のような事が、作業マンネリ化の原因と思われます。


・仕事に自由度が無い
・作業の目的/結果が解らない/見えない
・仕事に変化がない
・誰でも出来る仕事を行っている
・何年も同じ職場の同じ机で仕事をしている


基本的に、業務内容に創意工夫が不要で、決められた手順から逸脱出来ない業務を、毎日、同じ場所で、同じ作業を繰り返している場合、仕事がマンネリ化してしまうのだと思います。

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【 解決策 】


日本語の「マンネリ」とは、元々は、「マンネリズム(mannerism)」の事で、本来は、形式主義や様式主義を意味する言葉となります。


このため、独創性や新鮮味が欠けている状態も意味しています。癖、礼儀作法や行儀を意味する「マナー(manner)」と同じ語源になっているようです。



前述の様に、作業が固定化していると、緊張感や新鮮味が失われて行き、最後には、仕事が苦痛にさえ感じられるようになって来るケースもあります。


そこで、マンネリ化を防止する、あるいは既に作業がマンネリ化している場合の対策ですが、簡単に言うと、前述の原因の逆を行えば良いのです。


とは言え、仕事の性質上、決められた手順でしか作業を行う事が許されない仕事もあります。


その場合、仕事ではなく、休憩時間や帰宅後、または通勤時間等、仕事から離れている時に、仕事とは真逆の過ごし方をする事で、生活に変化を付けるしか対応策は無いと思います。


または、会社にスキルマップがあるなら、スキルマップを元に、上司と、今後のスキル取得について話し合いをする等の方法もあります。


・仕事に自由度が無い → オフの時間に変化を付ける/全力で遊ぶ
・作業の目的/結果が解らない/見えない → 作業結果を見せてもらう/教えてもらう/現場に出る
・仕事に変化がない → スキルマップを見せてもらう
・誰でも出来る仕事を行っている → ワンランク上の仕事を目指す
・何年も同じ職場の同じ机で仕事をしている → 職場の模様変え、場所替えを行う


とにかく、仕事やオフの時間、どちらかにおいて、行動に変化を付ける事は有効な対策です。


また、仕事に対して、独自のマイルストーンを設け、都度、目標達成を目指す事でも、仕事に変化は付けられます。


毎日同じ作業の繰り返しでも、きっと何か、どこかに改善すべき点はあると思います。


現在の作業は、先輩たちが改良を加えてマニュアル化した物だと思いますが、マニュアルも、時代と共に変化して行く、変化させていくべき物だと思います。


「これがベスト !」と言う固定観念を捨て去り、もっと良い方法を考え出す努力をし、それを上司に提案する事も、マンネリ化の防止になります。


常に、周りに目を配り、改良点を探し出す努力を怠らない事がマンネリ化の防止に繋がると思います。

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■仕事に自信が無い

【仕事に自信が持てない理由 】


貴方は、今の会社に就職して何年目ですか ? 新入社員なら、仕事に自信が無いのは、当たり前です。その内、半年もすれば、仕事に慣れてきますので、大丈夫です。安心して下さい。


入社後1年経過した後も仕事に自信が持てないのであれば、・・・入社した会社や業界を誤ってしまった可能性がありますので、転職を考えた方が良いかもしれません。


また、配属変え/配置換えとなり、新しい業務に自信が持てないケースもあります。


私も、開発部からサポート部に配置換えになった時、そしてサポート部から営業部に配置換えになった時、一時的にですが、何をして良いのか、全く解らなくなった時がありました。


特に、営業部に配属になった後、営業先の担当者と何を話して良いのか解らず、「沈黙」状態になった時など、もう仕事が、イヤでイヤで仕方ありませんでした。

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職場環境の変化以外でも、例えば、ビッグ・プロジェクトを任された時など、仕事に不安を感じて、自信を喪失してしまう人もいます。


また、営業職などの場合、売上のノルマがあります。ノルマが達成出来ないと、会社に行くのも嫌になります。特に、営業会議で「吊し上げ」になるので、本当に嫌になります。


これは、私も経験しましたが、一般的な会社の営業会議は、会議と名前を付けただけの「パワハラ会場」ですから、毎週、毎週、こんな会議で「吊るし上げ」を喰らったら、精神病になってしまうと思います。


仕事に対する自信の欠如から来る不安には、次のような原因があると思われます。


・仕事に対する経験不足から来る不安
・仕事に対する能力不足から来る不安
・仕事に適していないと言う不安
・仕事への責任感から来る不安


責任感から来る不安は、「能力不足」の一種かもしれませんが、敢えて、分けて記載しました。

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【 解決策 】

●仕事に対する経験不足から来る不安


経験不足から来る不安は、前にも記載しましたが、(当面は)指示された仕事を、1年も経験すれば、徐々に不安は解消されます。


私も、コンピューターの「コ」の字も知らずに入社したので、最初の半年間は、もう無我夢中で、不安を感じる暇さえありませんでした。


寝ている時も、コンピューターの夢を見て、うなされていた程です。新入社員の仕事に対する不安は、徐々に解消されますので安心して下さい。


また、これは中途入社も同じです。暫くすれば解消されると思います。


●仕事に対する能力不足から来る不安


「能力不足」は、「経験不足」や「不適格」と、一部重複する不安にもなりますが、ここに掲載した例には、新入社員は含みません。


少なくても、1年以上、同一業務に従事しているのに、業務内容を理解出来ないとか、業務をちゃんと完遂出来ないのではないかと言う不安です。


「私は、この業務をこなす能力が無いのではないか・・・」と言う不安です。


1年以上も、同一業務に従事しているにも関わらず、仕事を完遂出来ないと言うのであれば、確かに、該当業務への適応能力が無いのかもしれません。


例えば、タクシードライバーなのに道に迷うとか、経理なのに計算ミスが多いとか、これら能力不足は致命的です。


仕事や業務のコア部分でミスばかりするのであれば、自信喪失と言うよりも、やはり能力の不一致、仕事とのミスマッチが原因だと思います。


貴方自身も、ミスばかりでツラい立場にあると思いますので、別の業種を検討した方が良いと思います。


●仕事に適していないと言う不安


「不適格」から来る自信喪失には、前述の「能力不足」と、「仕事に対する性格の不適格」があると思います。


「能力不足」は、既に掲載しましたので、ここでは「性格」から来る仕事の不適格について記載しますが、結論から言いますと、「仕事に対する性格の一致/不一致は、やって見ないと解らない。」と言うことになると思います。


例えば私ですが、前述の通り、元々、技術者として入社し、人とのコミュニケーションより、PC(端末)とコミュニケーションを取る方が得意で、一日中、社内で、誰とも会話しない人間でした。


しかし、途中からサポートや営業と配置替えになり、人と会話をする事が仕事になってしまいました。


当然、配置替え当初は、会社に行くのも、営業先に行くのも苦痛でしたが、結局、慣れとは恐ろしいもので、数カ月も経験すれば、まあ、何とか適応できるようになりました。


私の場合は、当初、性格的に無理だと思われた業務にも、何とか適応出来ましたが、中には、どうしても、絶対に、死んでもイヤ、と言う人間が居ると思います。


私が思うに、確かに、性格的に向かない仕事はあると思いますが・・・結局、それは、その人の「ワガママ」、もしくは「甘え」ではないかと思います。


「仕事をしなければ生きていけない」、と言う状況だったら、どうしますか ? 生きる方を選びますか ? それとも、何もせずに死んで行きますか ? 私ならば、仕事をして生きる方を選びます。


何か、究極のサバイバル/究極の選択のような感じになってしまいましたが、性格に合わない仕事を続けていれば、確かに、ストレスから病気になってしまう可能性もあります。


このため、次様な段階を踏み、自身の活動範囲を広げる努力をしてみては如何ですか ?


(1)配置替えされた部署で業務を遂行してみる(最低半年〜1年間程度)
(2)仕事に慣れ、ある程度、適合出来たなら、もう少し頑張ってみる
(3)どうしても、業務に適合できず、精神的な苦痛を感じるのであれば、上司に配置替えを相談する
(4)配置替えに応じてもらえないのであれば、転職を検討する


まずは、新しい業務を行ってみないと、自分に合っているのか/合わないのかは解りません。


自分の勝手な思いだけで、業務に合う/合わないを判断するのは、止めた方が良いと思います。


●仕事への責任感から来る不安


最後に、仕事への責任感から来る自信喪失によるモチベーション低下について記載しますが・・・これも結局の所、やってみないと解らない、と言うことになります。


ビッグ・プロジェクトを任され、その責任に押し潰されそうになる気持ちは解りますが、まだ終わってもいないプロジェクトに対して、最初から失敗する事を考えて、どうするのでしょうか ?


最初から「失敗」する事ばかり考えていれば、本当に、最後は「失敗」します。


「失敗」について考えるのであれば、どうすれば、その「失敗」を発生させないように回避する方法を考えた方が良いと思います。


「失敗」するケースが沢山あるなら、そのケース毎に、回避策を検討すれば良いだけです。


また、自分で回避策が思い付かないなら、上司、先輩、あるいは同僚、またはプロジェクト・メンバーに、失敗のリスクと回避策を相談すれば良いと思います。


貴方は一人では無いのですから、きっと、誰か、良い案を出してくれます。ありきたりの言葉ですが「三人寄れば文殊の知恵」と言うヤツです。


後は、最後に、貴方がプロジェクトの責任者なのですから、複数の回避策から、ベストと思われる回避案を選択するだけです。


最後の決断まで他人に任せてしまうと、それこそ、貴方は「責任者失格」です。


よく、「失敗したら他人の責任/成功したら自分の功績」にする最低の人間がいますが、責任者たる者、最後の責任だけは、自分が背負う覚悟だけは必要です。

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■人間関係に問題がある

【人間関係に問題がある理由 】


仕事に何の不満も無く、やりがいも達成感も感じているが・・・社内の人間関係の問題で、仕事に対するモチベーションが上がらないケースもあります。


意見の合わない同僚、雑用ばかりさせる先輩/上司、生理的に受け付けられない人、グループを作りたがる「お局様」・・・もう、問題を書いたらキリがありませんし、社内には、必ずと言って良い程、自分とは合わない人間が居るものです。


「会社は仕事をする所だ ! 人間関係は二の次 !」と言うのは正論だと思いますが・・・それでも、一緒に仕事をする者同士の場合には、何とか良好な関係を築きたいと思うのは、当然だと思います。


別に、気の合わない人が、別部署で、全く関わり合いの無い人であれば、何の問題もありません。


気の合わない人が、隣の席だったり、上司だったり、同じプロジェクトのメンバーだったり・・・もう、それだけで「出社したくない病」に罹ってしまいそうです。


ですから、社内に気の合わない人間が居るのは貴方一人ではありません。私を含め、誰にでも、社内、部内、課内、そしてチーム内に、気の合わない人は絶対に一人は居るものだと思って下さい。


「な〜んだ・・・俺だけじゃないんだ」、そう思うだけでも、少しは、気が楽になったのではありませんか ?


人間とは、「三人集まれば派閥が出来る」と言われているように、基本的に、皆、性格や考え方は異なる生き物ですので、完全に気が合う他人などいるはずもありません。


それでは、どうすれば良いのでしょうか・・・

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【 解決策 】


前述の通り、仕事をする上で、貴方にとって気の合わない、そして傍に居て欲しくない人間を避ける事は出来ません。


基本的に、会社組織として、仕事を独りでは行う事は不可能です。必ず、同僚、先輩/後輩、あるいは上司の何れかは存在しますし、そして何よりお客様が存在します。


また、仕事を離れた社会生活を送る場合でも、必ず、隣人や地域住民との関わりはあります。


余程の山奥、電気も水道もガスも通っていない場所で、自給自足の生活をしない限り、他人と関わらずに生きて行くことは不可能です。


さて、そんな環境において、他人と良好な関係を保ちながら過ごすには・・・何より「敵」を作らない事が肝心です。


そして、次の心構えは、誠に残念ながら、やはり「会社は仕事をする所だ。人間関係は二の次」と言う事になってしまいます。


つまり、社内では、常に「ビジネスライク」を心掛ける事が重要となります。


一昔、いやふた昔、私が社会人となった20〜30年位前であれば、会社関係の人の付き合いは、次のような感じでした。


・勤務時間内の食事(昼食/晩飯)は、後輩、同僚、先輩、そして上司も一緒
・休みの日も、たまには一緒に集まって遊んだり、食事をしたり
・新年会や忘年会は当たり前、それが終われば、皆で二次会、三次会・・・
・年に一度は、社員全員で社員旅行


さすがに、社員運動会まではありませんでしたが、何かにつけて、皆で集まっては、食べたり、飲んだりしていましたが・・・今では考えられません。


まあ、人付き合いが苦手な私は、当時から、このような行事は、本当に「うっとうしく」、社外では、余り付き合わないようにしていましたが、それでも社内関係は良好でした。


まあ、私が良好と思っていただけかもしれませんが、とにかく、仕事を行う上で、社内においては、当然、気の合わない人は何人も居ましたが、余り問題は感じませんでした。


つまり、何が言いたいのかと言うと、社内では、常に「ビジネスライク」に過ごしてさえいれば、特に問題は起きない、と言うことです。

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「ビジネスライク」と言うと、何か、冷淡なイメージを抱くかもしれませんが、それは間違いだと思います。


私は、「ビジネスライク」な態度と言うのは、仕事を行う上で、相手を敬い、かつ、こちらにも敬意を払ってもらう事で、業務をスムーズに進める事が出来る、一番効果的な方法だと思っています。


どのような態度が「ビジネスライク」かと言えば、


・社内のみの人間関係を基本とする
・仕事以外では、会社の人間とは、余り同行しない
・社外の出来事は、余り公言しない
・社内でもビジネス・マナーを貫く
・コミュニケーションは仕事関係のみ
・派閥や何らかのグループなどには絶対に入らない
・悪口に同調しない/悪口を言わない
・TPO(Time:時/Place:場所/Occasion:場合)を意識して態度/言葉遣いを切り分ける


会社とは、仕事を行う場所です。友達を作る場所ではありませんので、基本、仕事に関わる付き合いが基本です。


「アイツは付き合いが悪い」と言うレッテルを貼られるかもしれませんが、それは仕方ありませんし、そう思われるのが一番良い事だと思います。余計な神経を使う「飲み会」に誘われなくなりますし、飲みに行っても、二次会や三次会に誘われる心配もありません。


しかし、だからと言って、上記にも記載しましたが、ビジネス・マナーを忘れてはいけません。


・出社時/退社時には、きちんと挨拶をする必要があります
・何かを依頼する時も、きちんと依頼しますし、当然、お礼もちゃんと言います
・相手の話は、ちゃんと聞き、質問に対しては、受け答えもきちんとします


「ビジネスライク」とは、相手に冷淡に接したり、相手に無礼を働く等を意味している訳ではありません。


要は、社内においても、社外のお客様への態度と、同じ態度で皆に接すれば、良いのだと思います。


但し、言葉遣いに関しては、少し「くだけた」感じにしないと、陰で「アイツはロボットか ?!」と言われてしまいますので、その辺りは、考える必要はあると思います。



う〜ん・・・何か、「ピュー」と言う風の音がする、殺風景な景色をイメージしますが、これが、社内の人間関係において、問題を起こさない基本的な姿勢だと思います。


前述の通り、「仕事の顔/態度/言葉」と「プライベートの顔/態度/言葉」を、タイミング良く切り替え、使い分けるのが「ミソ」です。


社内に居る時は、貴方は「俳優/女優」だと思えば、少しは気が楽になると思います。

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今回は、「仕事のモチベーションが上がらない理由と対策」という事で、次の様なモチベーションが上がらないケースを紹介して来ましたが、如何でしたか ?


●仕事に魅力を感じない
●将来の姿が想像できない/先が不安
●給料が仕事に見合っていない
●体調不良
●作業のマンネリ化
●仕事に自信が無い
●人間関係に問題がある


当然、上記以外にも、モチベーションが下がるケースは存在しますが、今回は、これだけとさせてもらいました。


季節柄、もう少しで受験シーズンですので、「傾向と対策」の方が良かったのかもしれませんが、仕事に関して、もしも、何か、モチベーションが上がらない時があったなら参考にして貰えば良いと思います。


後は、特に症状/原因に対する対策ではありませんが、次の様な対応も、モチベーション低下には有効とされています。


・毎日「今日の目標」を決めてから仕事を始める
・仕事を終える前に、「今日の成果」を確認し、明日につなげる
・「今日の目標」が未達の場合、明日の目標にプラスする
・上記「目標管理」を一週間/一ヶ月間続け、その結果の達成率により自分への褒美を与える
・仕事の必要性を考えてみる/失業したらどうなるか/失業で何を失うのか
・少しの期間、一週間程度、仕事から離れてみる


その他には、帰宅時に、一駅前で降りて、歩いて帰る、等、普段の生活ルーチンを、少し変えて見るのも効果的と言う説もあります。


とにかく、モチベーションが下がったままでは、「負の悪循環」に陥りますので、早めの対応が必要だと思います。


それでは次回も宜しくお願いします。

以上


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