Office2016の紹介 〜 これでお金取るの ?


下記の過去ブログでも紹介しましたが、2015年9月22日に「Office2016」をリリースしました。

★過去ブログ:Microsoft FEST2015


そこで、今回のブログでは、この「Office2016」の新機能を紹介したいと思います。


しかし・・・紹介する新機能が、ほとんどありません。「これで、お金取るの!?」と言うレベルです。


まるで、新宿歌舞伎町の「ボッ◯クリ・バー」のようです。まあ、強引な客引きが無いだけマシですが・・・


弊社も、Excel/VBAのプログラム開発や、その他Office製品とインターフェイスを取っているシステムがあるので、お客様への都合上、動作確認をしなければならないために、Office2016を新規購入する必要があったのですが、余りのメリットの無さに、正直、購入を辞めようかと思いました。


しかし、お客様から、どうしても動作確認をして欲しいと依頼されてしまったので、仕方がなく「Office2016」を購入しました。


当初は、開発側と営業側とで次のようなライセンスで「Office2016」の購入を検討していたのですが、結局、営業側では、購入メリットが無いので、開発側だけに「Office2016」を購入することにしました。


●開発:Office Professional 2016/永久ライセンス(買い換え不要)
●営業:Office 365 solo/年間ライセンス(1年毎に買い替え)


ちなみに、「Office Professional 2016」には、下記Office製品が含まれています。
・Word ・OneNote
ExcelAccess
Outlook ・Publisher
PowerPoint

開発部では、Accessを使います。そうなると、必然的に「Professional」というエディションを購入せざるを得なくなってしまいます。


また今回は、購入を見送りましたが、営業側では「PowerPoint」を使うので、「Personal」では、ソフトウェア不足となってしまいます。
業務で「PowerPoint」を使う必要がある場合、「365 solo」、「Office Home & Business 2016」、あるいは前述の「Professional」を購入する必要があります。


パッケージ版のエディションに含まれるソフトウェアを紹介すると下表の通りです。

365 Solo Professional Home & Business Personal
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Access
Publisher
使用期限 1年 or 1ヶ月 永続ライセンス 永続ライセンス 永続ライセンス
PC2台 PC2台 PC2台 PC2台
価格 12,744円/年(1,274円/月) 64,584円 37,584円 32,184円


「365 Solo」は一時的なライセンスなので、毎年、あるいは月単位で、ライセンスを購入する必要があります。


「365 Solo」とその他エディションとで、何が異なるのかと言うと、「365 Solo」は、常に最新バージョンが使える点が、その他エディションと異なります。


その他エディションは、Office2016に関してのみ、永続的に使用できるライセンスを保持することになります。このため、例えば、数年後に「Office2020」等という新バージョンが発売された場合には、また新規にライセンスを購入する必要があります。


その他、PCにプリインストールされているOfficeに関しては、エディションの後ろに「〜 Premium」と言う名称が付く形で提供されますが、提供されるソフトウェアに関しては、上記パッケージと同様になります。


但し、この「何とかPremium」の方には、パッケージ版には付加されていない「デバイス・ライフタイム・アップグレード」と言う、また変な名称の権利が付いています。


上記内容に関しては、下記の過去ブログで、より詳細に説明していますので、そちらもご覧下さい。


★過去ブログ:MS-Officeの野望 〜 Microsoftの逆襲


今回のブログでは、Microsoft社が、ほとんど新機能が無い「Office2016」をリリースした目的と、数少ない新機能について紹介したいと思います


●Office2016のリリース目的
●新機能の紹介


それでは今回も宜しくお願いします。

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■Office2016のリリース目的


今回リリースした「Office2016」に関しては、新機能の提供が目的ではありません。


この点は、平成27年9月29日に行われた「Office2016の発表会」において、日本マイクロソフトの平野社長も、「モバイル・ファースト、クラウド・ファースト時代における、新しいワークスタイルや新しいワークライフの実現が目的」と明言しています。


今回の「Office2016」で提供される新機能は、大きくは、次の6点くらいしかありません。


(1)Real Time Typing
(2)Smart Lookup
(3)Tell Me
(4)BUILT-IN SKYPE
(5)ExcelのPower BI
(6)Excelのグラフ機能


しかし、最後のExcel系の機能は、新機能に含めなくても良いかもしれません。


「CNET」と言うテクノロジー&ビジネス情報を発信している有名なメディアサイトが、「Office2016」を紹介する動画を「Youtube」に投稿していますが・・・


https://www.youtube.com/watch?v=W3nXtGur63M


題名は、「4 reason to get excited about Office 2016」となっており、上記(1)〜(4)だけしか紹介していません。


Excelに付加された新機能は、余り使いものにならないと言うことなのでしょう。


「それじゃ、何のためのバージョンアップなの ?」と思うでしょうが、私も、何のためのバージョンアップなのか、さっぱり解りません。


しかし、Microsoft社としては、次の様な改良を加えた点が、バージョンアップに値するものだと考えているようです。


1.Windowsパソコンだけでなく、MacでもWindowsと変わらぬ機能と操作感を実現した。
2.iPhone/iPadを始めとしたスマートフォンタブレットにも「Office Mobile」を提供した。
3.全てのOffice製品が、クラウドを介して連携し、どんな場所でも、どのデバイスでも同じOffice文書を閲覧・編集できたり、チームでの共同編集できたりする。


「でも・・・これって今までも使えた機能ばかりだよね ?」と思う人も沢山いると思いますし、事実、「Office2013」でも使えた機能ばかりです。


と言うことは・・・これは私の想像ですが、Microsoft社には、次のような目的があるのだと思います。


『 今まで提供してきた上記機能に関しては、全て中途半端な機能ばかりだったので、新規Windows OSの提供を機に、バージョンアップと言う名目で、全てをリセットしたい。 』


つまり、Windows 10の提供を契機として、中途半端な機能は捨て去り、全てを同じスタートラインに立たせたいと言う思惑があるのだと思います。


パッケージ・ソフトウェアにおいて、新機能が、ほとんど提供されていない状況でバージョンアップを行う場合、過去の「汚点消去」を目的にしたバージョンアップは、よくある事実です。


私も、今だから言えますが、過去にパッケージ・ソフトウェアを開発/販売して来ましたが、その際に、旧バージョンで発生したバグ(障害)をフィックス(修正)し、新機能を少し付加しただけで「新バージョン」としてリリースした経験が何度もあります。


ですから、今回のOfficeのバージョンアップも、お客様のためのバージョンアップではなく、自社都合のためのバージョンアップだと思います。


以上のような点から、今回リリースされた「Office2016」に関しては、私達の様に、ソフトウェア開発を目的とする人以外は、購入する必要は全く無いと思います。


一部、「マイクロソフト御用達」のライター達が、


「Office2016は使える !」
「ビジネス向け機能が充実 !」


等と、ふざけた記事を書いていますが、こんな記事にはダマされないようにした方が良いと思います。


それでは、以降で、数少ない新機能を紹介します。

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■新機能の紹介


「CNET」等、世界でも認められている情報発信サイトでは、前述の通り、新機能と呼べる機能は4個しかないと判斷しているようですが、それでは、「Office2016」ではなく、今回のブログ自体が寂しくなってしまうので、4個以外も紹介したいと思います。


●Real Time Typing


「Real Time Typing」機能は、「Word」で提供される新機能となります。


この「Real Time Typing」機能は、「OneDrive for Business」で提供されるクラウド環境にファイルを保存し、共同編集セッションの設定をすると、違う場所にいる共同編集者が編集している内容を、リアルタイムで確認することが出来る機能です。


前述のYoutubeを見ると解りますが、左の画像の様に、表示されているWord文章に、文章を編集中の人の名前が表示され、かつ入力した文章も直ぐに表示されるようになります。


まあ、これまでもGoogleが、「Googleドキュメント」と言う機能で、共同編集/リアルタイム表示機能を提供していますので、今回の「Real Time Typing」機能が、特別に斬新と言う訳ではありません。


しかし、「Googleドキュメント」の方は、直ぐにシステムがハングアップしてしまい、製品としては、まともに使えなかったので、今回の「Office2016」で提供される機能が、どこまで本当に使えるのかが問題になると思います。


●Smart Lookup


「Smart Lookup」機能は、「Word」、「Excel」、「PowerPoint」、および「Outlook」において提供される機能となります。


この「Smart Lookup」機能は、上記ソフトウェア使用中に、言葉の意味を知りたくなった場合、言葉や文章をドラッグ(選択)した状態でマウスを右クリックし、表示されたメニューから「スマート検索」を選ぶと、Bing検索が実施されます。


そして、検索結果が、画面右側の「インサイト・ウィンドウ」に表示されるようになります。


つまり、次の操作を、Officeソフトウェア上で実現してくれます。

(1)「Word」、「Excel」、「PowerPoint」、「Outlook」で語句や文章を選択
(2)Webブラウザーを開く
(3)Webブラウザーで該当語句を検索する
(4)検索結果が表示される


何となく便利な機能に思えますが・・・今、Office製品を使っているなら、何か語句を選んで、右クリックしてみて下さい。


そうすると、メニューには「Bingで検索」と言う項目があります。


何の事はない、この「Smart Lookup」機能は、既に存在する機能を、少しだけ改良した機能に過ぎません。


全く・・・「CNET」も、こんな「焼き直し機能」で、興奮しないで欲しいものです。


●Tell Me


「Tell Me」機能は、次のOfficeソフトウェアに、と言うか、ほぼ全てのソフトウェアに搭載されている機能です。

→ Word、PowerPointExcelOutlook、Project、VisioAccess


この「Tell Me」機能は、アプリケーションのリボン部分に組込まれています。


リボンの「実行したい作業を入力してください」と言うテキストボックスに、該当アプリケーションに関して、何か知りたい操作があった時に、その操作名を入力すると、操作に関する説明が表示されます。


って・・・今でも、画面の右上に「?」ボタンで「ヘルプ」があるけど、一体何が違うのでしょうか ?


おまけに、上記画像にも表示されていますが、検索しても操作が不明の場合、結局「ヘルプ」を選ぶ事になるみたいです。

どうやら、この「Tell Me」機能も、既存機能の「焼き直し」みたいです。


それと、上記サンプル画像のボタン部分を見れば解ると思いますが、タイトルバーの色が変わっています。


「ファイル → アカウント → Officeテーマ」でタイトルバーの色を変更することが出来ますが、今回、新しい色が追加になりました。


それ以外は、特にリボン回りでの変更は無いようです。


●BUILT-IN Skype


「BUILT-IN Skype」機能は、「Word」、「Excel」、および「PowerPoint」において提供される機能となります。


この「BUILT-IN Skype」機能は、リボンの「共有」ボタンをクリックすると、画面右側に、コンタクト先リストが表示されるので、そこからコンタクトを取りたい人を選ぶと、Skypeが起動する、と言う機能です。


まあ、文章の編集中に、何か相手に確認したいことがあった時に、直ぐにSkypeで繋がる、というのは便利かもしれません。


が・・・いきなりSkypeで連絡されても相手も困ると思いますし、第一、約束していないので、相手が、いるか否かも解りません。


何か、自己中心的な、いかにもアメリカ人的な機能だと思います。


●Power BI


済みません。最初に謝っておきますが「Power BI」は新機能ではありません。


以前の「Power BI/1.0」は、Office 365(SharePointオンライン)のオプションと言う位置付けでしたが、今回の「Office2016」で、独立した製品となっただけです。


つまり、「Power BI/1.0」は、企業用のExcelのライセンスが無いと使用出来ませんでした。


具体的には、Excelのアドインとして提供され、その中で「Power Query」、「Power Pivot」、および「Power View」などが動作していました。


今回の「Power BI/2.0」は、マイクロソフトから「SaaS」として提供されていますので、クラウド・ベースで稼働するデータ分析ツールと言う事になります。
SaaS:Software as a Service


既に作成済のデータベースや、「Google Analytics」、または「Sales Force」等からデータを取り込み、分析して可視化してくれます。


上図サンプルが「ダッシュボード」となり、個々の「タイル」が表示されています。そして、「タイル」は、「データセット」と呼ばれる実データから作成した「レポート」を表示しています。


Excelのグラフ機能


今回の「Office2016」の内、「Excel2016」には、次のグラフが追加になったようです。
・ツリーマップ
ウォーターフォール
パレート図
ヒストグラム
・サンバースト図(サンプル画像)


グラフの名前だけ書かれても、ピンと来ない方も大勢いると思いますので、グラフ概要説明とサンプルを掲載します。


ちなみに、本章の最初に掲載したグラフは「サンバースト」と呼ばれるグラフで、階層構造を持ったデータの表示に最適なグラフと言われています。


階層の各レベルを 1つのリング (円))が表し、最内の円が階層の最上位に相当します。また、階層を持たない、つまり1階層しかない「サンバースト図」は、ドーナツグラフのように表示されます。


【ツリーマップ】


ツリーマップ図は、データの階層構造を示し、例えば、「書店におけるベストセラー書籍は何か」といった、パターンの特定を容易にします。


ツリーのブランチは長方形で表され、各サブブランチはそれより小さい長方形で示されます。


ツリーマップ図は、色と近接性によってカテゴリを表示し、他のグラフでは表現することが難しい大量のデータをまとめて表示できます。


ツリーマップ図は、階層内の割合を比較するのに便利ですが、最も大きなカテゴリと各データ ポイントの間の階層レベルを示すのには向いていません。


こうした内容を示す場合は、サンバースト図が役に立ちます。


ウォーターフォール


ウォーターフォール図には、値の増減が示される累計が表示されます。


これは、最初の値(例えば、純益)が、一連の正の値、または負の値によって、どのように増減するのかを把握するのに役立ちます。


それぞれの縦棒は、正の値を示すか負の値かが解かるように、色分けされます。


最初と最後の値の縦棒は、多くの場合水平軸を基点として表示されますが、途中の縦棒は他の値を基点として(浮いて)表示されます。


この外観から、ウォーターフォール図はブリッジ図と呼ばれることもあります。


パレート図


パレート図とは、値が降順にプロットされた棒グラフと、その累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフである。


パレート図は、データセット内の最大の要素を強調表示するもので、最も一般的な課題や問題を簡単に把握できるため、品質管理の 7つの基本ツールの 1 つと考えられています。


ちなみに、7つの基本ツールとは、次のツールとなります。

ヒストグラムパレート図、チェック・シート、管理図、特性要因図、グラフ、散布図


典型的なパレート図では、左側の垂直軸は発生頻度を表すが、コストやその他の重要な測定単位を表すこともある。


また、右側の垂直軸は全体の発生件数、総コスト、特定の全測定単位に占める累積構成比を表します。


ヒストグラム


ヒストグラムとは、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識するために主に統計学や数学、画像処理等で用いられる。


簡単に言うと、頻度のデータを表示する縦棒グラフとなります。


その他グラフ関連の新機能としては、「箱ひげ図」や「3Dマップ機能」、それに「ワンクリック予測機能」等が追加されています。


詳しく説明すると紙面が足りなくなるので、今回は割愛しますが、詳しくは、後述するマイクロソフト社のページをご覧下さい。


最後に、上記「ワンクリック予測機能」に関して、この機能は、時間ベースのデータがある場合、過去データから将来を予測する機能で、「Excel2016」の予測用関数を用いて作成するのですが・・・何故かマイクロソフトのページには、堂々と『 Windows版Word2016で予測を作成する 』と書かれています。


全く、意味不明でした。

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今回のブログでは、「Office2016」を紹介しましたが、如何でしたか ?

「Office2016」の新機能を紹介する予定だったのですが、紹介する内容が、余りに少なく、非常に困ってしまいました。

「Office2016」の新機能に関しては、下記、日本マイクロソフト社のページに説明がありますが、どうも全ての機能が掲載されている訳ではないようです。

例えば、本ブログで紹介した「BUILT-IN Skype」機能に関しては、下記ページには説明がありません。

Office 2016 の新しい機能と改善された機能

それと、本ブログの冒頭にも記載しましたが、今回リリースされた「Office2016」は、Microsoft社の自己都合によるバージョンアップだと思いますので、Office利用者は、Microsoftの自己都合に振り回される事の無いように注意して下さい。

「Office2010」、あるいは「Office2013」を現在使っている方は、無理に「Office2016」に買い換える必要は全くありません。

まあ、人間には、様々な考えを持つ方がおり、様々な考えを持つ人がいるので人類は発展して来たとも言えますので、次のような意見の方は、我慢せずに「Office2016」を購入して下さい。

「どうしても新しいOfficeが欲しい」
「何事においても、常に最新版を使いたい」
「他人より先に新しい物を触りたい」

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但し、今回、Microsoft社は、CEOの新コンセプト「クラウド・ファースト」に基づき、Officeのクラウド化を進化させていますが、次の点を注意して下さい。


Microsoftは(Googleも同様ですが)、NSAのプロジェクト「PRISM」に協力している、と言う点です。


NSA(National Security Agency:国家安全保障局)の「PRISM」プロジェクトとは、NSAが、2007年から運営している通信監視プログラムの事で、正式名称は「US-984XN」で、コードネームが「PRISM」です。



このプロジェクトでは、下記ソフトウェア・メーカーが提供する様々サービスを、NSAが監視することを、許可していたことが判明しています。


Microsoft ・AOL
GoogleSkype
AppleYouTube
・Yahoo ・PalTalk
Facebook


上記会社は、当初は、一様に情報提供を否定していましたが、現在では、一部企業は情報を提供していたことを認めていますし、第一、アメリカ大統領自身を含む、政府自体も、情報収集を行っていたことを認めています。


これらの事は何を意味するのかと言うと、Microsoft社を含む各社が提供しているクラウド・サービスにデータを保存すると、それらはNSAの監視対象となり、中身が閲覧されてしまう、と言うことになります。


さらに、Microsoft社に関しては、2013年4月8日に書かれたFBIの文書には、MicrosoftはFBIと協力して、「PRISM」が法的な認可なしで、SkyDriveにアクセスできるように計らっていたことも解っており、この文書の最後には「FBIとMicrosoftの協力的な姿勢がSkyDriveのデータ収集に成功をもたらした」と、FBIとMicrosoftの協力的な姿勢を称賛する旨が記載されていたそうです。


これらの情報は、言わずと知れた、元CIA職員「エドワード・スノーデン」氏からの情報で、米ガーディアン紙とワシントン・ポスト紙の両紙が新聞で暴露した内容で、既にアメリカ政府も、上記の通り、記載内容を認めています。


Microsoft社は、未だに情報提供を認めていませんが、既に政府が発表内容を認めていますので、どうしようもないと思います。


ですから、Microsoft社のクラウド・サービスを利用する際は、情報が、誰かに見られている、と言う事を納得した上で利用することをお勧めします。


「誰か」が、アメリカ政府なのか、あるいはMicrosoft社の人間なのか、それは解りませんが、誰かに見られている事だけは確かなようです。


いくら否定しても、一度、情報漏洩を起こしたら、もう二度と信用されないと思います。


それでは次回も宜しくお願い申し上げます。

以上

【画像・情報提供先】
Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/)
・CNET(http://www.cnet.com/products/microsoft-office-2016/)
Microsoft Office(https://products.office.com/ja-jp/home)
・Office、Window等はマイクロソフト社の登録商標です

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