岩手の秋祭り – Vol.2

以前、去年のブログで、岩手県内の「秋祭り」を、オムニバス形式でご紹介しましたが、今回は、その第二弾です。

★過去ブログ:岩手の秋祭り - オムニバス

前回もご紹介しましたが、盛岡を含め、岩手県内においては、9月には、下表のような多くのイベントが開催されます。

項番 イベント名称 開催日 開催場所
1 二戸まつり 9/5〜9/7 二戸市
2 2013やまびこフェスタ 9/6〜9/7 宮古市
3 遠野ふるさと村 〜雨風祭り・かかし祭り〜 9/7 遠野市
4 くるま市・水車まつり 9/7 久慈市
5 石鳥谷まつり 9/8〜9/10 花巻市
6 いわて夏まつり in 小岩井 9月上旬 雫石町
7 ふだいまつり 9月上旬 普代村
8 花巻まつり 9/12〜9/14 花巻市
9 遠野郷八幡宮例大祭 9/14〜9/15 遠野市
10 軽米秋まつり 9/13〜9/15 軽米町
11 山田祭 9/13〜9/15 山田町
12 神楽の日 9/14 花巻市
13 奥州YOSAKOI in みずさわ 9/14 奥州市
14 金沢八幡神社大名行列 9/14 一関市
15 盛岡秋まつり 〜 盛岡八幡宮例大祭 9/14〜9/16 盛岡市
16 土沢まつり 9/14〜9/15 花巻市
17 毛越寺 萩まつり 9/15〜9/30 平泉町
18 岩洞湖まつり 9月中旬 盛岡市
19 久慈平岳秋まつり 9月中旬 久慈市
20 浄法寺まつり 9月中旬 二戸市
21 久慈秋まつり 9/19〜9/21 久慈市
22 日本のふるさと遠野まつり 9/19〜9/21 遠野市
23 みやこ秋まつり 9/19〜9/21 宮古市
24 盛岡・いしがきミュージックフェスティバル 9/21 盛岡市
25 おおはさまワインまつり 9/21 花巻市
26 賢治祭 9/21 花巻市
27 えづりこ古墳まつり 9/23 北上市
28 秋の味覚まつり 浄土ヶ浜さんまフェスタ 9/14〜9/15 宮古市
29 川口秋まつり 9月下旬 岩手町
30 くずまき秋まつり 9月下旬 葛巻町
31 きたかみB級ご当地グルメフェスタ 9月下旬 北上市
32 岩泉まつたけ祭り 9月下旬 岩泉町

斜め字のイベントは、過去に本ブログで紹介したイベントになります。

今回は、太字部分となる、次のイベントを紹介したいと思います。

石鳥谷まつり
●遠野郷八幡宮例大祭
●奥州YOSAKOI in みずさわ
●日本のふるさと遠野まつり
●きたかみB級ご当地グルメフェスタ


今回も宜しくお願いします。

                                                                                                                                                                                              • -

石鳥谷まつり


石鳥谷(いしどりや)まつり」は、花巻市石鳥谷町好地(いしどりやちょう-こうち)にある、中央通商店街で、毎年9月8日〜10日の3日間開催されている祭りです。

この「石鳥谷まつり」は、明治30年代に、地元の若者が、奉納神輿を製作して担ぎ出したのが始まりとされていますが、明治末期頃には、盛岡八幡宮例大祭の「盛岡山車」を真似て、リヤカーや荷馬車に手作りの人形等を乗せて、練り歩くようになったそうです。

その後、大正末期頃に、盛岡で山車を作成している消防六分団二番組から、指導と資材を借り受け、ようやく本格的な山車を製作し出し、途中、太平洋戦争や道路工事の影響で2回ほどの中断はあったのですが、現在のような形態になったそうです。


この祭りの呼び物は、下組、上若連、中組、上和町組、西組が作成する5台の「南部流風流山車」ですが、前回紹介した「花巻まつり」の山車は「女祭り」と呼ばれているのに対して、この「石鳥谷まつり」の山車は、「男祭り」と呼ばれているそうです。

この違いは、祭りの画像を見れば、一目瞭然のような感じがします。
同じ、花巻市の祭りでも、違いがあって面白いですね。



石鳥谷まつり」は、元々は「熊野神社例大祭」ですから、山車の他にも、当然、神輿渡御があります。

前述の中央通商店街から石鳥谷熊野神社まで、約1kmの道のりを、神輿を担いで、宮入りするそうです。

ちなみに、石鳥谷熊野神社は、好地地区にあった、熊野神社薬師神社、そして稲荷神社を、明治時代の社寺改革で、1つに合祀した神社だそうです。

山車や神輿のパレードの他にも、御神楽や鹿踊りなどが練り歩きます。

左の画像は、地域の小学校が普段練習している「千刈田神楽」を祭りで疲労している場面です。


千刈田神楽は、南部家家臣「内堀四郎兵衛」が、石鳥谷町の新堀地区統治のために着任する際、南部家の守り神として安置信仰されていた熊野権現を南部家から賜り、日夜奉拝したそうです。

そして、その後、千刈田家初代「治右兵衛門」宅に御宮を新造させ、家内安全・五穀豊穣の守り神として安置し、村人たちが権現様に神楽を奉敬したものが始まりと言われています。



石鳥谷まつり」で披露される「鹿(しし)踊り」は、花巻市東和町が発祥の地とされている踊りになり、伊達氏系の踊りとされています。

しかし、岩手県には、この「鹿踊り」とは別に、南部氏系の「鹿踊り」があります。

この南部氏系の「鹿踊り」に関しては、過去ブログを参考にして下さい。

★過去ブログ:北上・みちのく芸能まつり

石鳥谷町」自体は、非常に小さな町ですが、このような立派な祭りを開催しているとは驚きです。

石鳥谷町」は、盛岡駅からJR東北本線を使い6駅で29分、車なら国道4号なら27km、約40分、高速を使えば約34kmで38分の距離にあります。

【問合せ先等】

連絡先名 石鳥谷まつり実行委員会(花巻商工会議所石鳥谷支所内)
開催地 〒028-3100 岩手県花巻市石鳥谷中央通り商店街
電話番号 0198-45-4488
ホームページ http://www.kanko-hanamaki.ne.jp/event/event_detail.php?id=47
駐車場 不明(近隣にあると思います)
入場料 無料
                                                                                                                                                                                              • -

■遠野郷八幡宮例大祭


「遠野郷(とおのごう)八幡宮」は、遠野市松崎町白岩と言う場所にありますが・・・東京の基準で言わせて頂くと、非常に不便な場所にあります。

電車の場合、東北新幹線「新花巻」から釜石線「遠野」で下車、そこから約2.5kmの場所にありますので、東京からだと、電車、徒歩を含めて約4時間30分程度掛かります。

車の場合、東京から約530kmもありますから、経路は割愛させて頂きますが、過去ブログ「岩手の巨石紹介」で、遠野までの道のりを掲載していますので、そちらを参考にして下さい。

★過去ブログ:岩手県内の巨石紹介

さて今年の「遠野郷八幡宮例大祭」は、後述する「日本のふるさと遠野まつり」との合同開催らしく、日程が2段階に分かれているそうです。

第一弾は、9/14〜9/15で、こちらは「遠野郷八幡宮」での単独開催で、第二弾は、9/19〜9/21で、こっちの方が、「日本のふるさと遠野まつり」との合同開催ですので、お祭り的には、第二弾の方が、賑やかになりそうです。

そこで、本章では、「遠野郷八幡宮」の紹介と、「例大祭」の第一弾を簡単に紹介したいと思います。第二弾の紹介は、「日本のふるさと遠野まつり」の章で行いたいと思います。

遠野郷は、文治5年(1189年)、平泉の藤原氏追討に従軍して功があり、源頼朝から遠野郷を賜った「阿曽沼 広綱」が、「宇夫方 広房」を代官として送り、「松崎村駒木」と言う場所に舘を築いたのが始まりとされています。


そして、その後、「阿曽沼 親綱」が横田城を築き、城の鬼門である東北の方角に八幡宮を勧請して崇敬したのが、「遠野郷八幡宮」始まりとされています。

さらに時が下り、慶長5年(1600年)、「阿曽沼」氏が衰退すると、遠野郷は「南部」氏の所領となり、寛永4年(1627年)、南部直栄が八戸より移封された後、寛文元年(1661年)、八幡宮を現在の地に遷宮したとされています。

そして「遠野郷八幡宮」には、次の様な神様達が祀られています。
誉田別尊(ほむたわけのみこと)
八幡神の別名、応神天皇の諱(いみな)。文武/勝負事の神(遠野物語110話で紹介されている)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
縁結びの神・福の神・商売繁盛・家運隆盛・夫婦和合
事代主神(ことしろぬしのかみ)
大国主の子供。恵比須の神。海上安全。大漁の守護神
少彦名神(すくなひこなのかみ)
医薬を広めた薬師の神 病気平癒の祈願を叶える
●御年神(みとしのかみ)
五穀の守護神


ところで、「例大祭」の第一弾は、宵宮祭と神事と言う、非常に質素な内容となっています。

宵宮祭は、9/14(日)の19時から開催され、まずは拝殿で宵宮神事が行われ、次いで、神楽殿で夜神楽奉納が行われます。

この夜神楽奉納では、「八幡神楽」と言う神楽が奉納されるそうです。

遠野地方には、大きく「神人(しんじ)神楽」と「山伏神楽」の二系統の流れがあり、「神人神楽」は、七拍子の緩やかなテンポで優雅な踊りで、「山伏神楽」は、五拍子の早いテンポで荒々しい踊りだそうです。

八幡神楽」は、「山伏神楽」系に属し、式舞としては、岩戸開き、鶏舞、三番叟、山ノ神、恵比寿舞、権現舞い等になるそうです。


遠野物語110話では、「遠野郷八幡宮」の権現様と他の神社の権現様が喧嘩をし、「遠野郷八幡宮」の権現様が、片耳を喰いちぎられて負けてしまった、と言う興味深い内容が記載されています。

また、それと同時に、「遠野郷八幡宮」の権現様は、火除けの霊験があらたかであるとも伝えられています。

権現様とは、獅子頭に似たような形態をしていますが、その実態は「仏が神の形をして現れる」事を意味しています。

「遠野郷八幡宮」では、八幡神楽に「権現舞い」が奉納されているのも、この理由からで、画像の様に赤布を炎に見立てて食い消す所作があるそうです。

遠野物語については、後日、あらためて紹介したいと思います。

【問合せ先等】

連絡先名 遠野郷八幡宮社務所
開催地 〒028-0541 遠野市松崎町白岩23-19
電話番号 0198-62-2647
ホームページ http://www.tono8man.com/
駐車場 60台可・大型車可能
入場料 無料
                                                                                                                                                                                              • -

■「奥州YOSAKOI in みずさわ」&「水沢商人祭り」


本章では、今年で第13回目を迎える「奥州YOSAKOI in みずさわ」を紹介したいと思います。

このイベントは、名前の通り、20名程度でチームを組んで、開催規定に従った演舞を踊る内容となっており、開催主旨は、下記の通りとなっています。

演舞の振り付けには決まりは無い様ですが、演舞曲には、結構細かな規制があるようです。

【 主旨 】
本事業は、中心市街地の集客力を高めるため、また、奥州市の浸透のため、よさこいイベントを開催することにより、中心市街地の交流人口の増加と奥州市の観光・商工業を東北各地または全国に紹介し、中心市街地の商圏の拡大、活性化または魅力のある中心市街地を形成並びに物販を通じて交流、 販路拡大、ビジネスチャンスの拡大を行うことを目的として開催します。

実行委員会のホームページによると、2002年の第1回目は、参加団体20チーム/総勢300人程度の規模だったものが、回を重ねるごとに規模が大きくなり、去年の第12回では、参加団体60チーム/総勢2,000人にまで拡大しているようです。

このイベントには、次の3つの特徴があるそうです。

●感動投票シール


このイベントでは、開催プログラムに「感動投票シール」なる物が付いています。

そして、気に入った踊りをしたチームの踊り手に、このシールを貼ることで、踊り手とのコミュニケーションを取ることが可能になっているらしいです。


中には、右の画像のような状態になっている踊り手もある様ですが・・・これはちょっと「やり過ぎ」かもしれません。

でも、まあ、感動を踊り手に伝えることができれば、踊った側も嬉しいと思います。






●「水沢商人(あきんど)祭り」と同時開催


もともと、奥州市は、平成18年に、水沢市江刺市前沢町胆沢町、および衣川町の5つの自治体が合併してできた市で、その中心地は、JR水沢江刺駅がある「水沢市」でした。

この「水沢商人祭り」は、毎年、春(6月)と秋(10月)の2回開催されていたのですが、このYOSAKOIイベントに合わせて9月に変更になったみたいです。



「水沢商人祭り」では、駅前通りを歩行者天国にし、約70店舗余りの出店が並びます。

ちなみに、春の「水沢商人祭り」は、「奥州はっとフェスタ」と言うイベントと同時開催され、水沢の郷土料理「はっと」を堪能する内容になっています。

「はっと」とは、(私は食べたことはありませんが)俗に言う「すいとん」の事です。

●密度の濃さ


これは自慢して良いのか、悪いのか解りませんが・・・「奥州YOSAKOI in みずさわ」と「水沢商人祭り」は、600平方メートル四方で開催されるので、人口密度が、異常に高くなるそうです。

YOSAKOIイベントは、5個の会場に分散されるらしいですが、それでも範囲は600㎡らしいです。

まあ、元々が狭い町ですから、2つのイベントを同時開催したら、人口密度は、異常に高くなるでしょう。



YOSAKOI」と言う踊りと言うかイベントは、元々は「よさこい音頭」から始まり、それを北海道の学生がコピーして「よさこいソーラン」を創作し、その後、全国に広がった経緯があります。

私の子供も、小学校のイベントで「よさこいソーラン」を踊っていましたが・・・私は、体力がなく、踊れませんでした。

最後に、「奥州YOSAKOI in みずさわ」の参加要領を掲載しておきますので、興味がある方は、ご覧下さい。
★奥州YOSAKOI in みずさわ参加要領:

【問合せ先等】

連絡先名 奥州YOSAKOI in みずさわ 実行委員会(奥州商工会議所内)
開催地 奥州市水沢区駅通りを中心に5会場
電話番号 0197-24-3141
ホームページ http://www.yosakoi-mizusawa.net/
駐車場 会場近辺有料駐車場
                                                                                                                                                                                              • -


■日本のふるさと遠野まつり


「日本のふるさと遠野まつり」は、JR遠野駅周辺や市街地、および前述の遠野郷八幡宮で開催されます。

JR遠野駅や遠野郷八幡宮への行き方は、「遠野郷八幡宮例大祭」の章をご覧下さい。(メチャクチャ遠いです。)


「遠野郷八幡宮」と「日本のふるさと遠野まつり」のスケジュールは、次の通りです。

9/19(金) 19:00 遠野郷八幡宮 八幡神楽奉納
9/20(土) 08:30 遠野郷八幡宮 八幡宮神輿発輿祭、市内神輿渡御・郷土芸能供奉
14:30 遠野郷八幡宮/市街地 役太神楽・役神楽・役じし、遠野まつりパレード
16:30 遠野郷八幡宮 八幡宮神輿着輿祭・郷土芸能奉納
9/21(日) 08:30 遠野郷八幡宮/市街地 八幡宮神輿発輿祭、市内神輿渡御・郷土芸能供奉
11:00 遠野郷八幡宮 遠野南部流鏑馬神前の儀
12:30 遠野郷八幡宮 遠野南部流鏑馬本儀
13:30 遠野郷八幡宮/市街地 馬場めぐり神事、遠野まつり郷土芸能パレード、神楽演目披露
14:30 遠野郷八幡宮 八幡宮神輿還御祭
16:30 遠野郷八幡宮/市街地 遠野まつり郷土芸能パレード終了

それでは、上記内容を順に説明して行きますが、夜神楽奉納は、「遠野郷八幡宮例大祭」の章で紹介しましたので、本章では割愛します。


朝に遠野郷八幡宮を出発した御輿は、猿田彦を先頭に太神楽、神楽、鹿(しし)踊りを随え、各家をお祓いしながら、丸1日かけて市内六日町の伊勢両宮神社に向かいます。

遠野郷八幡宮と伊勢両宮神社とは、JR遠野駅を挟んで南北に、直線距離にして約3km離れていますが、途中で踊りを披露しながらの渡御ですから、丸1日掛かるわけです。









右の画像が、「遠野太神楽」と言う郷土芸能になりますが・・・私は、どう見ても、「千と千尋の神隠し」に出てくる「カオナシ」にしか見えません。

「遠野太神楽」自体は、「太神楽」と言われていますので、元々は伊勢神宮熱田神宮から伝わった踊りだと思われますが、「遠野太神楽」に関しては、遠野市大工町が発祥の地とされています。

そして、大工町の口承によると、江戸時代末期、「おかめ倉松」という踊の名人が伝えたのが始まりとされているそうです。確かに、顔に「おかめ」を被っています。

また、その他の郷土芸能としては、次の様なものがあります。


●長野しし踊り ●駒木しし踊り ●板沢しし踊り
●横田田植え踊り ●似田貝神楽 ●土淵しし踊り
八幡神 ●青笹しし踊り ●張山しし踊り
●山口さんさ踊り ●行山流湧水しし踊り

遠野市の調査によると、遠野市は、人口約3万人の小さな市なのですが、しし踊り団体16個、神楽団体22個、太神楽団体4個、南部ばやし団体8個、田植え踊り団体5個、さんさ踊り団体4個、その他団体7個が存在するそうです。


そして、翌日、伊勢両宮神社を出発した神輿は、また市内を渡御しますが、それとは別に遠野郷八幡宮では、流鏑馬(やぶさめ)が奉納されます。

流鏑馬の前には、神事が行われ、参加者全員がお清めを受けたり、流鏑馬で使われる「神矢」が授けられたりします。





その後、流鏑馬が行われる馬場のお払いした後、流鏑馬の総奉行が本殿において「遠野南部流鏑馬始めませ」と宣言し、射手奉行が、最初の走行を行います。

「南部流流鏑馬」は、建武2年(1335年)、根城南部氏の南部師行(なんぶ もろゆき)が、現在の青森県八戸市に居住していた頃、八戸市の「櫛引八幡宮」に奉納したのが始まりとされています。




流鏑馬が終わると、また市街地では、芸能パレードが行われますが、夕方になると、伊勢両宮神社を出発した神輿が、遠野郷八幡宮に帰ってきます。

そこで、また輿還御祭と芸能奉納が行われると、市街地での芸能パレードも終了しますので、例大祭と祭りが終了します。




【問合せ先等】

連絡先名 遠野まつり実行委員会
開催地 遠野市遠野駅周辺、および遠野郷八幡宮
電話番号 0198-62-2111
ホームページ http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/25,10655,124,html
駐車場 遠野駅周辺:有料駐車場有り/遠野郷八幡宮:60台可・大型車可能
入場料 無料
                                                                                                                                                                                              • -

■きたかみB級ご当地グルメフェスタ


本章では、今回で、5回目を迎える「きたかみB級ご当地グルメフェスタ」を紹介したいと思います。

左は(今年のパンフレットは、まだ出来上がっていないようですので)、去年の案内パンフレットになります。

このイベントは、愛Bリーグ(http://www.ai-b.jp/)と言う、「ご当地グルメまちおこし」を目指している団体の公認イベントとして開催されているもので、「きたかみB級ご当地グルメフェスタ」も、次の様な主旨のもと開催されています。

【イベント目的】
県内外のご当地グルメまちおこしイベントを北上市内を会場に開催し、『食』を観光資源として誘客し、市街地の交流人口増大を目指す。またB-1グランプリ主催団体である愛Bリーグ公認イベントとし、より一層の効果を狙うものとする。さらに昨年に引き続き被災地を応援する企画などで東北の絆を一層強いものとする。



何か変な日本語の主旨説明ですが、取り敢えず岩手県内には、次の4団体が「愛Bリーグ」に入会しているようです。

久慈市/久慈まめぶ部屋
●岩手町/いわてまち焼きうどん連合歓隊
●一関市/いちのせきハラミ焼なじょったべ隊
北上市/北上コロッケまるっとLab

有名な「B1グランプリ」に出場するには、最初に支部に加盟してから1〜2年の活動実績を積む必要があるみたいです。

岩手県内の上記4団体は、全て本部加盟団体ですので、「B1グランプリ」にも出場できるようですが・・・知っているのは「まめぶ」ぐらいです。

しかも、「まめぶ」も、「B1グランプリ」で知った訳ではなく、NHKの朝ドラ「あまちゃん」で初めて知った訳ですから、「B1グルメ」としては、ちょっと努力が足りないような感じがします。

この「きたかみB級ご当地グルメフェスタ」の他にも、岩手県内では、7/5(土)〜7/6(日)にかけて、「いわてまちキャベツマン食堂2014」と言うイベントが開催されたみたいですが・・・全然知りませんでした。

ところで、今回紹介する「きたかみB級ご当地グルメフェスタ」は、去年のイベント内容を参考にすると、2日間で、次の様なイベントを行うみたいです。

●出演団体PRタイム

出演団体のPRタイムは、2日間で、合計4回開催され、歌あり、踊りありのユニークなPRが行われるようです。

このPRでは、食べ物のPRだけでなく、地元のPRも行うようです。

イベントに参加される方は、旅行計画の参考にしては如何でしょうか?


●シンポジウム

以前は、開催地が東北と言う事もあり、東日本大震災の被災地応援シンポジウムが開催されたようです。

福島県浪江町宮城県石巻市釜石市からの参加団体から、現状報告と復興への展望を語ってもらったようです。







●展示販売ブース

それと、当然、B級グルメの販売コーナーがあります。

去年は、愛Bリーグ加盟団体から12団体、いわてご当地グルメの団体が11団体、北上市の団体が10団体、合計33団体が出展したようです。

また、人気があるB級グルメは、長蛇の列 & 即売してしまうようです。




後は、今では当たり前の光景になってしまった感がありますが、ご当地の「ゆるキャラ」も多数参加するようです。

【問合せ先等】

連絡先名 きたかみB級ご当地グルメフェスタ実行委員会事務局(きたかみ観光ネクスト)
開催地 北上市 さくら野百貨店北上店周辺(特設会場:北上市本通り)
電話番号 0197-63-8855
ホームページ http://www.kitakami-gourmet-festa.jp/
駐車場 さくら野百貨店北上店駐車場
                                                                                                                                                                                              • -

前回と同じ誘い文句ですが、秋の岩手は、多種多様のお祭りや、美味しい食材が、皆さんをお待ちしております。

今回紹介したイベント意外にも、是非、楽しいイベントや旬の味をご堪能して下さい。

それでは次回も宜しくお願い致します。

以上


【画像/動画・情報提供先】
・公益財団法人岩手県観光協会(http://www.iwatetabi.jp/)
・一般社団法人 花巻観光協会(http://kanko-hanamaki.blogspot.jp/)
花巻市立新堀小学校(http://www.city.hanamaki.iwate.jp/niisho/)
・遠野郷八幡宮(http://www.tono8man.com/)
奥州市公式サイト(https://www.city.oshu.iwate.jp/)
・奥州YOSAKOIinみずさわ実行委員会(http://www.yosakoi-mizusawa.net/index.html)

【株式会社 エム・システム】
本      社  :〒124-0023 東京都葛飾東新小岩8-5-5 5F
           TEL : 03-5671-2360 / FAX : 03-5671-2361
盛岡事業所  :〒020-0022 岩手県盛岡市大通3-2-8 3F
           TEL : 019-656-1530 / FAX : 019-656-1531
E-mail    : info@msystm.co.jp 
URL     : http://msystm.co.jp/
        : http://msystm.co.jp/excel_top.html
ブログ       : http://d.hatena.ne.jp/msystem/ 
Facebook   : http://www.facebook.com/msysteminc